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スタッフブログ

あれから10年……

投稿日時: 2021年3月11日

3/11、東日本大震災から10年を迎えます。

少しだけ、その当時のお話をします。

 

10年前、私は高校生で7階建て校舎の6階で、部活動中(クラシックギター部🎸)でした。

それまでに経験したことのない大きさで、長く続く揺れを耐えるのに必死でした。

学校からは、降りしきる雪⛄の中、スカートにジャージのズボンをはいて、2時間以上かけて歩いて帰宅。

街はもちろん停電しており、電気の明かりのない、異様な雰囲気の静かな住宅街を歩きました。

私の住む地域は山の方だったので、津波の被害はありませんでした。

その夜はラジオで津波の被害を聞き、本当にそのような事態なのかと信じられなかったのを覚えています。

震災発生当日は出ていた水が、翌朝には止まってしまいました。

そこから2週間の断水になるとは思いもしませんでした……(電気は3日で復旧と早く、ガスは1ヶ月かかりました。)

公園に給水に行ったり、早く復旧した友人宅に泊まりに行ったり、お風呂を借りにいきました。

1週間ぶりに入れた感動のお風呂🛁は忘れられません。

父の会社の方が家まで来てくださり、浴槽がいっぱいになる程の水を運んでくださったこともありました。

みな助け合い、感謝しあいながら、日々を過ごしていきました。

 

震災の被害は人それぞれ、感じ方も人それぞれです。

自宅を流された後輩にはなんと声をかけていいのかと葛藤。

津波に流されて電柱によじ登り、命からがらなんとか助かった知り合い。

想定外の自然の力によって起きた原子力発電所の事故。

震災関連死といって、震災の影響で避難所生活となったことが原因となったり、仕事が激務になり極度の疲労とストレス等で発病したりして、亡くなってしまった方もいらっしゃいます。

宮城県出身の私でも、まだまだ知らないことばかりです。

 

一番大切だと思うのは、震災から何を学んだか、そしてそれを活かしているか?ということです。

 

皆さんはどのような備えをしていますか?

このコロナ禍で災害が発生してしまったら、避難所に入れず在宅避難ということも考えられます。

自宅で過ごす場合、水や食料・日用品の備えが最低3日分必要と言われています。

今一度、ご自宅の備えを見直してみてください。

停電中、情報は乾電池のラジオ、明かりは手で発電できる懐中電灯、ロウソクでとりました。

断水状態だと、衛生面では手洗い👏・歯磨き🦷・トイレ🚽が大変でした。

ウエットティッシュや消毒液、液体歯磨き、簡易トイレがあるといいかもしれません。

今なら使い捨てマスクも必需品ですね。布マスクは水がない場合は洗えません……

あとはラップも便利です。食器が洗えないので、食器にラップをかけ、その上に食材をのせて使い、その後はラップをはがすだけ、食器は汚れずに済む!という使い方もできます!

また、温かいものを食べるとほっとします。カセットコンロとガスボンベがあるとガスの復旧を待たずに調理ができますね!

 

地震保険に加入することも、一つの備えです。

被害が発生したら、少しでも早く保険金をお支払いできるよう、保険会社・代理店が協力し全力で対応します!

建物と家財それぞれに保険をかけられますので、補償が十分かどうか、確認してみてください!(^^)!

 

挙げるとキリがありませんが、ぜひ想像力をふくらませて、

「備えあれば憂いなし」の精神で、備品のチェックをしてみてください!

3/11が、年に一度、地震への備えを見直す日と思い出していただければと思います。

 

☀荒木☀